「魔法少女まどか☆マギカ」3話を観た。

Twitterとかはてなブックマークとかフィードリーダーに流れ込んでくる情報を完全に遮断することもできず、微妙にネタバレした状態で観た。

そもそも1話Aパートのまどかの自宅のシーンからホラーのトーン&マナーで作られていると感じていたし、(孤独と不安の裏返しであったのだろう)不遜さと傲慢さを感じさせるマミの戦いぶりから、やはりそうなってしまったか、と思った。

蒼樹うめによる可愛らしいキャラクターでダークな物語をやるというギャップを狙った「だけ」なら安易すぎるだろう。ただ、物語の序盤で魔法少女もののお約束をひっくり返したということは、少なくとももう一回はこの世界観をひっくり返すのだろう。「何もかもが歪んだ世界」「壊れた世界で」「きっと奇跡はおこせる」*1のがまどかの戦いになるだろうし、「命を作るのは願い」*2なのだ。

まあ、正直に言えば「血だまりスケッチ開幕w」みたいなマミの死をエンターテインメントとして消費するような反応は見ててあまり気分がよくないんで、3話で喜んでた人たちをさらにあっと言わせるような展開を希望。

*1:Claris・作詞:渡辺翔『コネクト』SME Records 2011年 より引用

*2:Kalafina・作詞:梶浦由記MagiaSME Records 2011年 より引用