「魔法少女まどか☆マギカ」10話を観た。

ここにきてやっと、素直に面白いと思った。今までは段取り臭が強くてキャラクターに魅力を感じることができず、いまひとつ乗れなかった。が、ここまで感情を殺してきたほむら、うろたえ怯えてばかりのまどかの心情にやっと触れられたような気がした。9話までのまどかを思い起こさせるループ初期から、今のほむらへの変化を見事に演じた斎藤千和が素晴らしかったし、悠木碧の演技はほむらに何度でも繰り返すことを決意させるだけの説得力があった。あそこのまどかの表情もすごくよかったし。画の力と演技の力と音楽と、脚本以外ももっと評価されるべきじゃなかろうか。

あと、ほむらの三つ編み。裏表を描き分けようとしていた。これはけっこう珍しいと思う。