「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」を観た。

久しぶりに感想を書いてみる。

  • まず可奈(と春香)をあそこまで追いつめる必要がほんとにあったのかなーと、ちょっと疑問。成長のために壁が必要という考え方はあまり好きじゃないのだ。でも、ラストのライブシーンでそんな疑問はわりとどうでもよくなかった。結論としては満足して劇場を出た。
  • ライブシーンでいちばん嬉しかったこと。アニマス初だと思うのだけれど、集団ダンスシーンでマイクを持って歌ってた。個人的にはかぶせだろうが口パクだろうがマイクだけは持ってて欲しい(ヘッドセット可)派なので。アニマスOP2の子ども時代の千早を見ればわかるとおり、マイクはアイドルの象徴だから。
  • マイクなしのライブシーンだと「本人出演の再現イメージ」にしかみえず、作品全体も「本人出演のドキュメンタリー風フィクション」というメタ的な観かたを強いられるというか。おれだけかもしんないけど。
  • 千早の写真もよかったな。写真というのは今を切り取るものであっても撮った瞬間にはもう過去になる。過去を肯定できるようになったんだなあ。
  • ミリオンライブでの可奈は千早スキーだと思ってたので、はじめ少し混乱した。ミリオンライブ以前の物語と気がついて納得した。
  • HARAPEKO奈緒がメシくえないくらいハードなのね。
  • 可奈が袋からお菓子をこぼすところ、ロトスコープの中抜きみたいなおもしろい動きだったけど誰の仕事だろ?
  • ライブシーンの美希のマイクの持ち方が、口元から常にずらす感じで独特だったのは彼女の癖かしら?
  • Stylipsのみなさんの名前が出てましたが、あそこの事務所は春香的というか赤羽根P的な思想だと思うので(少なくとも表に見えるところは、ね)、ちょっと感慨深かった。

こんな感じかな。アニマスのマイク演出は20話が神だったな。