「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を観た。
最終話まで見終えたので感想。自分は面白かった。
- 兵器や軍隊は好きだけど戦争はきらいなので、基本的に大好物な話。ラストも「開戦を食い止める」目的の戦闘ってことで、安心して観られた。
- カナタのアメイジング・グレイスで吹いた人も多いだろうが、バカバカしいからこそ戦闘が止まるのだ。
- 刺激の強い描写や展開に頼らず、ていねいに話を進めていく作品だった。地味だけど佳作。こういうのがもっとあっていい。
- レイアウトと美術、音楽が素晴らしかった。劇場版のような画面の落ち着きはこのへんが理由かな。
- 全編を通じて作画はよかったが、キャラクターデザインは最後まで馴染めなかった。この作品で唯一、安易な商業主義を感じた点。
- 5話の梅津泰臣が担当したカットを見抜けず。修行が足りない。
- ノエルの演技を綾波や長門のバリエーションとしてしか見ていなかったのだけれど、夢パティのいちご、ヴァンパイアバンドのミナと同じ人と気がついたときに衝撃を受けた。悠木碧おそるべし。