「ストライクウィッチーズ」を観た。

といっても先月の話。もうすぐ始まる「ストライクウィッチーズ2」の前に、感想を書いておく。

元ネタに気がついたのは「坂井(坂本)」「イェーガー」「ハルトマン」「バルクホルン」ぐらいで、WW2の戦闘機はそれほど詳しいわけではない。ただ、どちらかといえば好きなほうだと思う。戦争の道具を「好き」と公言するのは後ろめたさもある。しかし、退役した戦闘機をレストアし、チューニングしてエアレーサーとして飛ばしている人たちがいる。人殺しの道具ではなく、ただ純粋に飛ぶだけの機械。自分がストライクウィッチーズから受けた印象は、それを知ったときの気持ちによく似ているのだ。だから、オープニングの銃を持たずに飛ぶ宮藤が好きだ。

零戦が元ネタのストライカーユニットで、特攻を否定してみせたのも好きだ。死を覚悟して出撃しようとした坂本少佐を否定し、ストライカーユニットは自爆する結果になったとはいえ宮藤は生きて戻ってきた。特攻をあってはならないこととして描くためとはいえ、旧日本軍や零戦をモチーフにすることには、軍国主義、戦争賛美と批判されるリスクがある。そのリスクを回避するためには、どう見てもパンツにしかみえないズボンが必要だったのだ。たぶん。なんせ「平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品」だからな!

その他、感想メモ。