「ROCKei-ON -ろっけいおん!-」を読んだ

けいおん!の同人誌「ROCKei-ON」を通販で購入。読んで思ったこと。

けいおん!」合同同人誌「ROCKei-ON -ろっけいおん!-」です!

某ROCK系音楽雑誌をモチーフにした、けいおん!+音楽のコンセプトムックになっています。

全年齢対象、ロックな大人もパンクな子供もメタルなレディーもジャジーなおじさんもドントコイデス!

音楽好きの方はもちろん、音楽に詳しくなくても楽しめる内容てんこ盛りでお届けいたします。

音楽とふわふわの殿堂! 冬コミ新刊「ROCKei-ON ろっけいおん!」 - たまごまごごはん

全体は昔のROCKIN'ON風、ロック(パンク、メタル、テクノ、プログレなど)名盤を放課後ティータイムのアルバムとしてレビューする記事がメイン(かな)。コアな音楽好きが集まって作ってて楽しそうだ。「けいおん!」は、特定のジャンルやアーティストを想起させるところを排除したからこそ、自分の好きな音楽に引き寄せて楽しむことができるのだと思う。*1

ロック名盤パロディはたくさんあるのに、本家本元のアルバム「放課後ティータイム」のレビューがなかったのがちょっと残念。自分でも少し書いてみたけど、意外に放課後ティータイムの楽曲群をまじめにレビューしてるところって見つからないんだよなあ。この本を作った人たちのレビューを読んでみたい。ネタじゃないやつ。

*1:逆の例が、近年成功したバンドものマンガの代表格である「BECK」だと思うのだけれど、実在のアーティストまたはそれを想起させるキャラクターやシーンが多く、少なくとも自分は物語に入り込めなかった。ニセの「Devil's Way」を演奏するロートルバンドのモデルがThe Whoだったことに憤ったロックファンは少なくないのではないだろうか。