「モテキ」4巻を読んだ。

ずいぶん前に書いてたんだが、下書きのまま放置してたのに気がついたので今さら公開。

久保ミツロウモテキ」完結巻で気になったこと。島田が用意したのがDRCのラ・ターシュ'92。比較的評価の低い年とはいえ、値段を調べてみたらネットの安めの店で15万ちょいぐらいか。「一回古くて高いワイン飲んでみたかった」とはいえ、頑張りすぎのチョイスではなかろうか。ナチュラルにこういうことをやってしまうのが島田ということか。

パニエに載せたまま(たぶんSCIPのDelucで)抜栓し、自分でデキャンタージュするほどのワイン好きである島田なら、澱を落ち着かせるために数日前からワインを持ち込んでおいたと考えるのが自然。ただし、小宮山夏樹の言った「うっくつした青春の沈殿物」=澱のことなら直前に持ち込んだことになる。その場合、デキャンタージュしたって意味ないんだけどね。