「夢色パティシエール」10巻を読んだ。
ついに来てしまった最終巻。本編は文句なしの結末を迎え、番外編であの人やあの人まで描いてくれて想像以上の素晴らしさ。アニメの夢パティが好きでまだ原作を読んでいない人は、1巻から10巻までぜんぶ読むと幸せになれると思います。あまりネタバレしないように原作をおすすめしてみる。
- ケーキグランプリで完全にアニメと分岐します。原作は松本先生流の「プロフェッショナル」像が描かれますが、夢パティのテーマである「食べた人が笑顔になるスイーツ」は一切ブレないのでご安心を。
- 天王寺さんは人間らしいところもみせますが、最後までかっこいい天王寺さんのままです。アンリ先生も。
- 原作の樫野なら許す。SPプロフェッショナル55話でいちごが気絶してる間に服を脱がせた(着替えさせた)樫野は許さん。
- 最終話に向けて、人間と精霊(スピリッツ)のパートナーシップの物語がメインに。スピリッツたちが好きな方は感涙すると思います。
- バニラさん実はリア充?問題を知らないのはもったいない。
- 松本先生のアニメ版への愛がすごくて、後半ぶーぶー言いながら観てたのにだんだん許せるようになってきます。おまけマンガにスタッフさんやキャストさんの話もけっこう出てくるのもおもしろい。
- 10巻の柱コメントは超絶なネタバレを多数含んでいるので、読むときはご注意を。
番外編のようなショートストーリーでいいから、また描いてほしいなあ。コミックス折り返しの「スイーツ精霊一同」からのコメント、
いちご達の夢はまだまだ続きます。
いつかまたどこかでお会いしましょう!!
を読んで、「まだまだ続くよ♪」といういちごの声が聞こえてきたのは自分だけじゃないでしょう。たぶん。